施術について
鍼（はり）・灸・気功における一般的な効果と養生
1. 痛みに対して
針治療では、内因性モルヒネとして脳内物質であるエンケファリン・エンドルフィン等が作られています。このことは、すでに証明され、灸にも同様の作用があることが判っています。
更に気功でも、同様の働きや深い精神安定作用、より脳の深部に対する働きや各種の生命の根源に関する働きも発生しているようです。
2. 身体に対する「気」の流れ
身体に対する「気」の流れや「血（血液・リンパ液・髄液等の液体）」の流れが良くなると、疲労物質が貯まる等による筋肉の硬結や凝りを緩解し、体温調節され、痛みも解消します。
3. 施術効果
日の浅い痛気ほど早く治ります。1回の治療で激しい症状がぴたりと無くなることもしばしばありますが、慢性症状の場合、気長に続けなければ治りません。
治療は毎日続けた方が効果的ですが、症状により、1日おき、2日おき、あるいは1週間に1度程度で快癒してゆく場合もあります。当院の指示にお従いください。
また、当院の治療は、免疫力や自然治癒力を最大限に発揮させることを前提にしています。病気が治った後も月に1～2回ほど通院されますと、予防医療として、健康管理に最適であると確信しています。
尚、腹八分目の食事、適度の運動、良質で十分な睡眠をとり、心身のバランスを整えることが、何にもまして特に重要です。
